とうとう冬本番間近ということもあり、当社では毎日たくさんの羽毛ふとんリフォームを行っていますが、その中には「アイダーダウン」を使っている羽毛ふとんもあります。
リフォームの作業に入る前に必ず中身の状態をチェックするのですが、最近「アイダーダウン」の羽毛をチェックしていて感じたことを今回はお話したいと思います。

一般的に羽毛ふとんに使用される羽毛は、食肉用に飼育されたガチョウ(グース)やアヒル(ダック)から採取しています。
しかし、アイダーダウンは、北極圏に棲息している野生の海岸水鳥から採取されている羽毛で、なかでもアイスランドに棲息している「コモンアイダー」から採取した羽毛は、一般的に羽毛ふとんに使用されるグースやダックとは異なり、非常に絡みが強く暖かい性質をもった最高級の羽毛として知られています。

このようにアイダーダウンを使用したふとんは一般のふとんに比べて優れているため高額なのですが、最近よくアイダーダウンを使用しているかのような羽毛が入ったふとんがリフォームに送られてきています。
品質表示を見てみると○○アイダーと表記されているのですが、羽毛をチェックしてみると一般の羽毛よりも絡みの強い羽毛や、羽毛の色が茶又はグレーと本物と似ている色の羽毛で、本物とは全く別の品種から採取された羽毛を、まるでアイダーダックと同種の鳥から採取された羽毛のように扱っているものがあるのです。
買う側からすれば「アイダー」と表記されていたら疑うことは出来ませんよね。

下に本物のアイダーと偽物のアイダーの写真がありますので是非ご覧下さい。

本物にこだわるために

当社ではアイダーダウンをアイスランドから直接輸入しており、アイダーダウンの特徴も理解しています。
偽のアイダーダウンは一般に使用されている羽毛よりも絡みが強いですが、品質は本物とは非常に劣ります。
品質表示に〇〇アイダーと表記のあるものには注意してください。
「もしかして…」と感じられたかたはどうぞお気軽に当社までお問合せください。

直輸入した羽毛に必ず付いている、アイスランドの品質証明書です。

アイダーダウンと偽アイダーダウンの比較写真

●アイダーダウン●
一つ一つの羽毛が絡まりあって大きな羽毛のかたまりになっています。
そのため、空気層ができ、非常に暖かい羽毛とされています。
●偽アイダーダウン①●
本物と羽毛の色味は似ていますが、
絡まりが弱く、かたまりません。
(品質表示にはアイダーダウンと表記されていました。)
●偽アイダーダウン②●
本物とは羽毛の色味が違っていて、
絡まりが偽アイダーダウン①よりも更に弱く、バラバラになってしまいます。
(品質表示にはシルバーアイダーと
表記されていました。)

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