羽毛ふとんの特性
羽毛ふとんに使われる羽毛はグースやダックといった水鳥たちの羽毛です。水鳥たちは、主に寒冷地で育ち、園羽毛には厳しい自然環境を生き抜く機能が備わっています。羽毛ふとんはその機能が生かされて、特に保温性に優れ、人間の健康的な睡眠に最適な寝具として高い評価を受け、人気を呼んでいます。その羽毛ふとんは、次のような特性を備えています。
軽くて暖かい(単位質量あたりの保温性)
ダウンは、タンポポの穂のような形をしており、その小羽枝が絡み合わないので、固まることが なく、いつもふんわりと軽やかで、循環器系や呼吸器系に過度の負担をかけません。また、ふわふわの枝毛は比熱の大きな空気を多量に含んでいますので、かさ高性に富み、他のふとんと比べ、とても軽くしかも暖かです。
さわやかで快適(吸湿性、放湿性)
羽毛は吸湿性、放湿性に富むため、人体から出る汗を吸収し発散を繰り返していますから、他のふとんに比べ蒸れを感じず、さわやかで快適ですが、羽毛を包む様々な側地によって多少異なります。
ソフトにフィット(ドレープ性)
羽毛は、園独特の形から羽毛どうしがが絡みこまないので、小さな圧力が加わっただけで沈み、体にソフトにフィットするので暖かい空気を逃さず、また冷気の侵入を防ぎ、良い寝心地が得られます。
お手入れが簡単
羽毛は弾性回復率に富んでいるため、他のふとんのように頻繁に日干しする必要がありません。しかし、保湿性を高めたり、日光消毒のため、月に1~2回、1~2時間程度の日干しをお勧めします。
取り扱いが便利
羽毛ふとんは小さく折りたたむことができますので、不用の場合、収納にも場所をとらず且つバックに収納すれば、引っ越しなど移動の際、きわめて便利です。
リフォームが可能
羽毛ふとんは、新しい側地に交換等を行い、中の羽毛を再利用・リフォームすることができます。 (地球環境保全)
羽毛ふとんの選び方
羽毛ふとんは、質の良い睡眠をサポートしてくれる大切な寝具です。
長く愛用するためにも、ご自身にぴったりの一枚を選ぶことが重要です。
用途に応じた選択
羽毛ふとんも用途に応じて選ぶことが大切です。 すなわち、暖かい室内環境では、入れ目(詰めもの)の少ないかさ高の低い肌掛けタイプで 充分です。 室温の低い環境下では保湿性を必要としますので、空気を多量に含んだかさ高性に富んだ 羽毛ふとんが適当といえます。 ご購入の際、ふとんを4つに折り畳み、かさ高の高いほうが暖かいふとんといえます。
羽毛のにおい
多少の羽毛の臭いは、使用しているうちに消えるので心配いりませんが、特にいやな臭いのするものは避ける方がよいでしょう。 ※注意 ダウンが50%以上のものを羽毛ふとん、フェザーが50%以上のものを羽根ふとん といいます。
本質表示と価格
ダウンやフェザーの含有量、羽毛量、サイズ等の品質表示と価格をまず確認します。 特に、またはゴールドラベルの有無を確かめて、お求めになるのが賢い方法といえるでしょう。
羽毛の品質機能
こちらの羽毛ふとんに使用されている羽毛の品質機能は、ゴールドラベルの星表示 (6つ星、5つ星、4つ星、3つ星)で知ることができます。
羽毛ふとんの使い方
あなたの羽毛ふとんライフをさらに豊かにいたします。
ちょっとした工夫と心がけで長く、そして最高の状態で使い続けることができます。
カバー、シーツはこまめに洗濯してください
羽毛ふとんの仕上がりサイズに合わせて上質で柔らかい素材のカバーを使ってください。内側にボタンやひものついたカバーとふとんのチー(輪)とセットしていただければズレもなく、側地にいたみ汚れも防げます。カバー、シーツは衛生上こまめに洗濯してください。なお、ふとんにカバーを取り付ける際には羽毛吹き出しの原因となりますので、側生地を直接針で縫うことは避けてください。カバーをセットした羽毛ふとんを直接体の上に掛けて使用すると、より温かく感じられるでしょう。それでも寒い場合は、毛布を羽毛ふとんの上に重ねるか、羽毛、羽根の肌掛けふとん等を組み合わせてご使用ください。
羽毛ふとんが臭う場合は、収納は
購入したばかりの羽毛ふとんは、ビニールケースや生地の特殊加工に必要な薬品の臭いが残っている場合があります。また、湿度の高い時期には臭いの発生することがありますが、使用しているうちに自然と消えますのであまり問題ありません。臭いが気になる場合には、ふとんを折りたたんで臭気を押し出し、新しい空気と入れ替えて3~4時間日に干してからお使いください。また、押し入れにしまう時や、真夏時使用しない場合は、干してから防虫剤を入れ密閉しないで湿気の少ないところに保管してください。なお、使用前には必ず日に干してください。
羽毛が片寄ってしまった場合には
ふとんの表面を軽くほぐすように叩き、中の羽毛を平均にならせば、一層快適な寝心地が生まれます。もし、なかなか元に戻らないような時は、購入先にご相談ください。(メーカーで直すことができます)なお、ふとんに局部的な大きな衝撃を加えると、羽毛がキルト間で移動を起こし、片寄りの原因となることがありますので、ご使用に当たってはご留意ください。
時々干すと良い効果が生まれます
羽毛ふとんは頻繁に干す必要はありませんが、月に1~2回、1~2時間程度に日に干してください。干す効果は、(A)湿気をとり、(B)保湿性を高め、(C)かさ高性、弾力性を高め、(D)殺菌効果があります。ただし、側地のいたみ色あせを防ぐためカバーや布を掛けて干してください。
側地が痛んだり、汚れがひどくなったら
羽毛ふとんはカバー、シーツはこまめに交換すればあまり汚れませんが、クリーニングが必要なほど汚れた場合は専門のクリーニング店に相談してください。ふとんは細かいキルティングがしてあり、生地も羽毛が吹き出しにくい加工がしてありますが、もし縫い目がほつれたり、生地から羽毛が吹き出した場合は購入されたお店に相談してください。
羽毛ふとんはダニが発生しにくい
羽毛ふとんは高密度に製織された生地を使用しており、ダニの通過はほとんど認められません。また中わたの羽毛も100度以上の高熱殺菌処理をしており、ダニは全て死滅しておりますので、中からダニが発生することは先ずありません。しかし湿気の多いところに長時間おいておくと表面にダニがつきやすいので、日干しをお勧めします。なお、ダニの付着を防ぐには、掃除機を直接ふとんにかけるとなお効果的です。